外伝:猫田一家、秋保温泉へ行く・その1

「神さまのお風呂」

 

『覚束(おぼつか)な 雲の上まで見てしかな 鳥のみゆけは 跡形もなし』(欽明天皇)

さて今回は、温泉旅行のお話です。

実は、温泉については「大己貴命(おおなむちのみこと)」と「少彦名命(すくなひこなのみこと)」が、様々な病気で苦しむ民衆を救済するために、温泉を取り立てて以来、「入浴する」という習慣が始まったと言われるそうです。

「神さまのトイレ」ならぬ「神さまのお風呂」ですな。

名取の御湯(みゆ)

 

秋保温泉 佐勘ねぶた

 

行った先は、宮城県秋保温泉「佐勘」。

1500年程前、第29代欽明天皇が疱瘡(天然痘)を患われ、治癒の祈祷をしたところ、奥羽秋保の温泉の湯で湯あみをすればよいと告げられました。さっそく使者に秋保の湯を都まで運ばせ、湯あみしてみると、数日もしないうちに病気が治られたそうです。この時、喜んだ帝が詠ったのが上記の歌。そして、この秋保温泉は「御湯(みゆ)」の称号を賜り、朝廷より「勅封妙泉」に指定されました。

全国でこの「御湯」の称号を持っているのは、ここ「名取」(秋保)と「信濃」(長野県別所)、「犬養」(長野県野沢)だけだそうです。(有馬・道後・秋保を「日本三御湯」とする説もあり)

※勅封妙泉(ちょくふうたえせん)

・・・天皇・皇族や国府の官人など特定のものしか入れなかった御陵温泉。

温泉地っていうのは、それこそパワースポットです。温泉で心身浄化され、その土地のものを食べ身体の内側からもパワーを充填できるんですよね。

旅の概要

 

[参加者]

シルキー猫田・・・私

猫田 狸男・・・シルキー猫田の夫

猫田 狸子・・・娘

猫田 狸父・・・狸男の父親

猫田 狸母・・・狸男の母親

秋保温泉 佐勘囲炉裏 [滞在地]

秋保温泉「佐勘」一泊

宮城県仙台市太白区秋保町湯元

東北自動車道・「仙台南IC」~15分

[交通手段]

車利用

 

初めての「秋保温泉」、堪能してきましたよ~。

次回、隠れパワースポットなどのお話です。

(続く・・・・・。)

 

 

 

 

 

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