叶神社、東と西
『道すがら 富士のけぶりも 分かざりき 晴るる間もなき 空のけしきに』
(源 頼朝)
前回の記事、『走水神社』と同じ日に行った『叶神社』のお話です。
『叶神社』は、浦賀の水路を挟んで、東と西、2か所にあります。
ここでは『叶神社(東)』『叶神社(西)』とします。
『叶神社(東)』
[所在地]
神奈川県横須賀市東浦賀2-21-25
[電車]京浜急行「浦賀駅」~徒歩15分、又はタクシー5分
[車]
横浜横須賀道路「浦賀」IC~5分くらい
[御祭神]誉田別命(ほんだわけのみこと)=第15代応神天皇
[御由緒]養和元年(1181)、京都神護寺の僧・文覚が、源家の再興を発願し、石清水八幡宮を当地に勧請され、「もし、源氏の再興実現せし折は、永く祭祀を絶たざるべし」と祈念したところに始まるとされています。
その後、文治2年(1186)には、源頼朝公により、願いがかなったことから、神号を改め「叶大明神」と尊称され神社が創立されました。
社殿に上る石段の両脇に植えられている蘇鉄は、この時に頼朝公が縁深い伊豆の地より移植奉納されたそうです。
願いが叶ったから、『叶大明神(神社)』。
なんとも、わかりやすいですな。
まず、銭洗い・・・?
一礼して、鳥居をくぐり、手水舎でお清めをします。
まずは、石段横の小道を奥へ・・・。
初めに「身代わり弁天社」をお参りです。
[御祭神]
厳島媛命(いつくしまひめのみこと)
[御神徳]この弁天様を信仰された人々が、あらゆる不慮の事態、生命の危機に晒されても、必ず弁天様が現れて身代わりとなられ、災禍からお守り下さったという例が、数多くあります。
この「身代わり弁天社」横の流水を硬貨(小銭)に掛け流して、常に身に着けることで、「開運」と「金運」のご利益があるそうです。
流水を掛け流した硬貨を入れるお守り袋は、社務所で入手できます。(お守り袋500円也)
もっちろん、やりましたとも!
そして、そこから更に奥へ行けば、「勝海舟断食修行の折使用の井戸」があります。
さっきの、お金に掛けた水は、ここから汲み上げているんですって。
勝海舟が、ここで断食修行したこと、初めて知りました。
それでは、本殿お参りへ。
・・・いきなりですが、次回へ続きます。
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