神社検定受験編
『凡そ(およそ)神は正直を以て先きとなし 正直は清浄を以て本となす』(度会家行・神道簡要)
今回は、脱線して、昨年「神社検定」を受験した時のお話ですよ~。
うららかな春の週末、
猫田ファミリーは、『伊勢原大神宮』へお参りに。
境内をブラブラしながら、掲示板を眺めていた狸男が、
「おーい。こんなのやってるぞ。お前受けてみれば?」
『第4回神社検定』(平成27年6月実施)のお知らせでありました。
思わず、目をキラキラさせつつ、
「うんうん。きっと伊勢原の神様のお告げだね。
がんばるよ。」
て、スピリチュアル思考全開な私。
すでに、やる気まんまんなのでした。
※写真は、第5回(平成28年度)のパンフレット。
神社検定
神社検定は、正式には『神道文化検定』といいます。
「日本文化興隆財団」というところが主催しており、
「神社本庁」監修の検定。
※ちなみに、この検定に合格しても、
神主など神職にはなれません。
1年に1回、6月に全国で実施され、
今年が、5回目という新しい検定です。
神社の歴史、
日本の神様・神話、神社・神職に関わること、
祭りのこと、
神道の学問の概要、
万葉集、神道と仏教の関わり、
皇室のことなどなど。
日本の古代から現代に至るまでの
と~っても、範囲の広い内容の検定です。
日本中の神社や神様、神道の歴史などに
知識が深くなり、
神社参拝の際に、以前とは違う楽しさが生まれてきますよ。
いざ!受験申込!
神社検定は、1・2・3級があり、
当然、1級が一番むつかしい。
受験のルールとして、
1級だけは、2級合格者だけに
受験資格があります。
2・3級は、単独でも併願でもOK。
2・3級併願で受験すると、受験料の割引制度があります。
で、「割引」につられて、2・3級を併願受験することに決定!
これが、ちょっとした悪夢のはじまりなのでした。
※写真は、第4回検定3級のテキスト。
ネットで受験申込と同時に、テキストを購入しました。
(神社検定のパンフレットは、本屋さんでも置いてあるみたい。)
受験用テキスト
3級テキストは
・『神社のいろは』=神社の参拝作法や、神道・神社の基礎知識などなど。
・『万葉集と神様』※毎年、新しいテキストが導入され、3級の問題に入ります。
第4回は、この『万葉集と神様』が新テキストでした。
=万葉集の時代背景から、言霊信仰、古代の信仰、
万葉歌の研究の歴史的な要約内容など。
2級テキストは、
・『神社のいろは・続』=神社と神道をめぐる歴史など。
・『神話のおへそ』「古事記」=「日本書紀」の神様たちの話。
・『日本の祭り』=文字通り、日本のお祭りの話。
全国の有名な神社のお祭りの内容。
・季刊誌『皇室』4冊=いくつかの神社の特集があり、
その特徴などの内容。
もう、おわかりですね。
3級は、まあなんとかなりそう・・・。
が、しかし!
2級が、2級が、範囲広すぎて・・・orz
でも、もう申しこんじゃったし。。。
「勉強するしかない・・・!」(ちょいと後悔)
テキストは、受験しなくても購入できます。
神社好きな人なら、試験を受けないで読むだけでも
結構面白い内容ですよ。おススメです。
※写真のテキスト、本当はカバーがあるのですが、私の癖で取ってしまいました。
本当は赤×白で、もっと明るい感じの本です。
次回は、猛勉強の日々についてのお話です。
神社検定の詳細はこちら↓
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