新シリーズ「猫田のひとりごと」
新シリーズ!
「猫田のひとりごと」では、神社仏閣巡りをしていて気づいたことなど、勝手なことをのたまうコーナーです。
テキトーに、読み流して下されば幸いです。
「ご利益って・・・」
猫田一家が、神社仏閣に参拝するようになったのは、ちょうど2年前のことでした。
(最初に頂いた御朱印が『鹿島神宮』、平成26年10月25日の日付ですから。)
その頃は、まだそんなに神社とか神様のことは知らなくて、ドライブがてら参拝に行くという感じでした。
我が家のひとり娘の狸子は、自閉症であり、不登校5年目という猛者。
狸子は、小さい子供が苦手で、テーマパーク・遊園地・動物園などのファミリー向けのスポットが大嫌い。
でも、車での遠出は大好きなので、ドライブの行き先として、子供が少なくて静かな神社仏閣となったわけです。
夫の狸男は、スピリチュアルなことが大好物だし、私も神社は好きなので、月に2~3回程度の「お参りドライブ」が恒例となりました。
そんな軽いきっかけでしたが、生来凝り性の私は、「神社検定」を受けるほどにはまっていったんですね。
そこで、最近ツラツラと思うのが「ご利益」の捉え方でして。
まず、娘は障害があり不登校で、更に2年半前頃に重度の「脊柱側彎症」が発覚し、整形外科医からは「即手術」言われています。(大手術になることと、以降手術を繰り返すことになるので、娘には精神的に無理な為、現在手術は受けず、整体通院でなんとか悪化を防いでいる状態です。)
そして、実母は「緑内障」による視覚障害。実父・実兄は早逝。
夫の狸男は会社起こしたばかりで、まだまだ経営は大変で・・・。狸男の両親も老いてきてるし・・・。
こまごまと、いろんな役目は、比較的元気な私にやってきます。はい。
なんだか、霊感商法の格好の餌食となりそなプロフィールをひっさげてます。
神様にすがろうとか思ったわけでなく、お参りしても「狸子の病気が治りますように」とか、「狸子が学校に行かれますように」とか、「狸男の会社が儲かりますように」とかのお願いはしないことにしています。
だって、神様は魔法使いじゃありませんから。(キッパリ)
でも、神社の神様は、私にそれらの障壁に立ち向かう「精神力」「努力する勇気」を下さる気がするのです。
狸子も、神社で落ち着いてお参りできるようになり、風邪気味の時などは、自分で「病気平癒」の御守りを選び、「買ってくれ」と言えるようになりました。これ、かなり凄い進歩なんです。
狸子の障害や親の病気、夫の仕事のこと・・・、全て「神様からの贈り物」と、今は思えます。(てか、何かの修行かと思える時もありますが)
毎日頑張って、時々神社でお参りをして、パワーアップしてまた頑張れる・・・。そんな日々を淡々と繰り返していかれる、ってことが「ご利益」なのかなと思うのです。
時々、くじけそうになるけど、すぐに立ち直れるのは、性格だけじゃなくて神様のおかげもある、と最近気づきました。
もともと、神社という場所は、「地磁気」「地電流」のようなものが強い場という説があって、そんな土地を「イヤシロチ」とも呼ぶらしいです。
古代、人間は現代の人間よりも感覚に優れ、そういった場所を感じ取ることができたんだとか。
そのような、特別な土地に神様を祀り、神聖な場所としてきたんですね。
由緒が古く、格式が高い神社やお寺などは、必ずと言っていいくらい、その「イヤシロチ」にあるそうです。
で、そのような特別な場所に行って、しばし滞在すれば、良い「気」のパワーで心身が整うのではないか、と考えます。
神様は、参拝者それぞれに、本来のエネルギーを取り戻す手助けをして下さってる、と。
病気に立ち向かったり、仕事頑張ってお金儲けするのは、「個々の努力」に他なりません。
でも、疲れたら、日本には神社の神様がおられるのですね。
それも、日本中に神社はあって、いつでもお参りに行かれるんです。会員制とかでもなく、お参りに行けば、どんな人でも受け入れてくれます。
日本の神様、なんて度量が大きいのだ!
・・・・なんて、ちょっとだけシリアスなこと考えてたりします。
それでは、また素敵な神社に出会えますように!
ここまで読んで下さって、ありがとうございました。(ペコリ)
我が家の「癒しの神様」です。→
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