参道には・・・
参道を進むと、右手にしめ縄を張られた岩があります。
これは、「角行の立行石」といいます。角行(1541~1646)は、江戸時代に富士講を結成した人々が信仰上の開祖として崇拝した人物とされます。
その角行が、この石の上につま先立ちして30日の荒行をしたそうです。全身から血を噴いて、里人の勧めで行を止めたと伝えられています。
角行は、戦国の世にあって「天下泰平」「国土安穏」「衆生済度」の大願を成就すべく難行苦行の道に入ったそうです。そして、捨て身の荒行を続け、富士登頂も128回に及び「富士講」の開祖となりました。
つま先立ちで1ヶ月・・・、山岳信仰の荒行って、凄まじいですね。
富士山の水は、やっぱり、「ちびたい!」
感心しながら、更に参道を進むと、とても大きく、赤い鳥居にたどりつきます。
日本最大木造鳥居だそうですよ。
大鳥居の下に、富士の湧き水(?)がサラサラと流れています。
この水が、また清らかで・・・ちびたい!(冷たい)
流れのそばまで、下りて行かれるようになってます。昔は、神社では御手洗場とかいって、手水舎ではなく、川のほとりでお清めをしてから、神前で参拝をしていたんですよね。
狸男は、毎度このせせらぎに手を入れては、「水、すっげぇ綺麗!すっげぇつめてぇ!」と騒ぎます。
あんたは、アライグマか!?
そんなこんなしながら、また一礼して大鳥居と随身門をくぐり、社殿へ向かいます。
はい、改めて手水舎でお清めですよ。
ここの手水舎、なんか巨大。
龍もなんか大きいし。豪快に水を吐いてます。
清らかな湧き水を満々とたたえて、いい感じです。(手水舎絶賛)
でも、ここでお水取りをしてはいけないのですよ。ご注意を。
では、お参りしましょう。
こちらの社殿、低い木の階段を少し上がってから、お参りするのだけど、しっとりした感じで落ち着きます。
こぢんまりしていて、女性らしい雰囲気。
さすが、木花開耶姫命さまのお社です。
参拝順路に従って、左手から拝殿をぐるっとまわっていきます。
まあ!ツツジがきれい!
その奥には、「七色紅葉」、4月下旬が見頃だったらしいです。
まだまだ、見どころいっぱいな『北口本宮冨士浅間神社』です。
次回、ご紹介します。(続く・・・・・。)
北口本宮富士浅間神社ぎゃらりー【Kitaguchi Honguu Fuji Sengen Jinja Gallery】
面白かった、よかったらチャンネル登録お願いします。
【神さまのおうち(House of Japanese God)チャンネル】
登録はコチラ
コメントを残す