浅間神社を語ろう。
『田子の浦に うち出でてみれば 白妙の 富士の高嶺に 雪は降りつつ』(山部 赤人)
満を持して登場!ふっじさ~ん!!
富士山といえば、『浅間神社』。
全国にある『浅間神社』の起源が、『富士山本宮浅間大社』なのです。
木花之佐久夜毘売命
いや、神様の名前、漢字変換するの大変ですわね。
さあ!『富士山本宮浅間大社』情報コーナー。
[所在地]静岡県富士宮市宮町1-1
[電車]・新幹線「新富士駅」~タクシー約30分または、
・身延線「富士宮駅」~徒歩約10分
[車利用]・東名富士IC~西富士バイパス経由約20分
・新東名新富士IC~西富士バイパス経由約15分
東京駅から富士宮駅まで、高速バスもあるんですって。
[御祭神]
・主祭神「木花之佐久夜毘売命」(このはなのさくやひめのみこと)
=家庭円満・安産・水徳の神
=火難消除・安産・航海・漁業・農業・機織等の守護神
・相殿神「瓊瓊杵尊」(ににぎのみこと)
「大山祇神」(おおやまづみのかみ)
[御由緒]第7代孝霊天皇の御代、富士山が大噴火し、
民は離散し、荒れ果てた状態が長期間続きました。
第11代垂仁天皇は、浅間大神を山足の地に祀り、
山霊を鎮められました。(紀元前27年)
これが、起源となっています。
富士山を鎮めるため、浅間大神をお祀りしたのは、
この神社が初めてで、全国にある浅間神社の起源とも
なっているそうです。
大同元年(806年)、坂上田村麻呂が平城天皇の勅命を奉じ、
現在の地に、壮大な社殿を造営し、山宮から遷座されました。
朝廷より篤い崇敬を受け、『延喜式』では『名神大社』とされ、
一宮制では『駿河国一之宮』とされました。
また、多数の武家、特に源頼朝、北条義時、武田信玄・勝頼親子、
徳川家康から、篤く崇敬を寄せられました。
申の日に、富士山が現れた故事から、神様のお使いは「猿」だそうです。
境内には、ご神木の桜の木が500本あるんですって。
参拝に行った時は、こんな感じでちらほらでした。
武田信玄公がお手植えされた「枝垂桜」もありました。
ちびたい水!
境内東の門を出ると、『湧玉池』が。
富士山の雪解け水が、何層もの溶岩の間を通り湧出するもので、
特別天然記念物に指定されています。
池の横で、水を汲めるようになっています。
ちょっと、口にしたら、
「あ、ちびたい!(つめたい)。」となります。
池の水は、本当に透き通ってました。
参拝の後は・・・
赤い大鳥居の所の駐車場から、大通りをはさんだ所に
『お宮横丁』発見。
ラーメンとか、おしることか、色々あります。
狸男は、大好きな「静岡おでん」。美味しかったって。
お腹空かせて行ったら、楽しそうですよ。
(私は、参拝前にSAで買い食いして、お腹いっぱいだったのです。)
この『お宮横丁』にも、トイレありますが、
猫田親子は、駐車場横のトイレを利用。
清潔・洋式である点は、OKでした。
特に、インパクトはありません。
皆さん、安心してご利用下さいませ。
『富士山本浅間大社』猫田家評価★★★★(4つ)
星マイナス1つの理由は、赤い大鳥居の周囲が駐車場で、
そのまた周辺を、大きい道路でぶった切ってしまっている点が
「もったいない・・・。」感じなので。
富士山の偉大なパワーが、半減してしまっている感がしました。
それでも、富士山パワーは、ピシピシ来てますけどね。
特に、『湧玉池』あたり。
それでは、夕暮れの富士山と共に、「ごきげんよう!」
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