大国魂神社 参道を行く
それでは、『大国魂神社』参拝しましょ。
大通りに面する大鳥居をくぐると、参道は結構広々しています。
参道左手に「宮乃咩神社」。
[御祭神]天鈿女命(あめのうづめのみこと)
「演芸の神様」「安産の神様」
創立は、本社と同時代と云われています。
源頼朝公の妻・北条政子の安産を祈願した神社。
7月12日には、安産特別祈願祭を斎行しているそうです。
安産祈願の絵馬を奉納し、願いが叶ったら御礼に底の抜けたヒシャクを納める習わしがあります。
参道右手には「ふるさと府中歴史館」。今度行こっと。
そして「随神門」。
素晴らしい「手水舎」
「随神門」手前には「手水舎」があります。
お清めしましょう。
ん?この衝立みたいな石板!
お清めの水が、足元に飛びちらないようにガードしてくれてるではないか!「手水ガード」なのね。
あちこちの神社へ参拝に行ってますが、この仕掛けは初めて見ました。
猫田、カンゲキ!
手水舎で、足元濡れないように気を遣ってはいるけど、これは大発見。
しかも見た目、違和感無しです。是非、神社界で流行させて頂きたい!
こちらの「手水舎」、かなり新しいようで、ピカピカです。
ヒシャクも、まだ木の香りがしました。
お水も、美味しい。(ちょっと飲んでみた。)
『大国魂神社』のなかで、この「手水舎」が一番気に入ってしまいました。
いつか、「手水舎番付」とかもやろっと。
鼓楼が渋い
「随神門」をくぐると、左手「結婚式場」の前に、何やら渋い建造物。
「鼓楼」とあります。
その昔、時刻や緊急事態を知らせるための太鼓を置いた建物なんですって。
寺の鐘楼に対して、神社では太鼓を置くから「鼓楼」と呼ばれます。
御神前
「中雀門」をくぐれば、御社殿。
拝殿前は、なんだか神々しいです。
お参りの際、ちょうど拝殿でご祈祷が行われていました。
祝詞を聞きながらのお参り、ちょいと得した気分です。
ところで、この『大国魂神社』の御社殿、北向きなんです。
大体の神社は南か東向き(太陽に向かってる)です。
こちらは、永承6年(1051)に南向きだった社殿を源頼義が北向きに改めたそうです。
朝廷の権力が届きにくい東北地方を神威によって治めるという意味がありました。
『鹿島神宮』も、同じ理由で北向きですよね。
なんだか・・・というより、凄く楽しくなってきた『大国魂神社』参拝。
次回へ続きます。
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