お寺に象さんがいるのはナゼ?
さて、『長福寿寺』のお話の続きですが、なんと言っても「吉ゾウくん」ですよね。
「吉ゾウくんの伝説」
今から430年程前の室町時代末頃、当時の長福寿寺学頭(住職)は17代豪仙学頭でした。
豪仙学頭は、18歳で僧正(僧侶の最高位)になるほどの名僧で、織田信長の焼き討ちにあい荒廃した比叡山を援助し、根本中堂を再建した素晴らしい御坊さまでした。
ある日、豪仙学頭が早朝より護摩修行をしていると、火炎のなかに一頭の象が舞い降りてきました。
象は、古来より仏さまのお使いとされ、願い事をかなえてくれると言われています。
豪仙学頭の前に舞い降りたのは「幸せを呼ぶ吉象」だったのです。
火炎の中から吉象が告げるには、
「私は、人々を幸せにするためにやって来た。
私の足をさすれば、必ず幸せになれる。
そのことを多くの人々に伝えよ。また、そなた自身にも絶大なる力を授けよう。」
これより豪仙学頭は、人々の願いを叶える象「吉ゾウ」を知らしめ、多くの人々を幸せに導いたのです。
その後、幾多の戦乱などにより「吉ゾウ」の存在は忘れ去られてしまいましたが、多くの人々の要望により復活、幸せを呼び、願いを叶える吉象を「吉ゾウくん」と名付け、祭られることになりました。
吉ゾウくんのご利益
そして、「吉ゾウくん」のご利益がこちら
その1.「願いがかなうゾウ」
その2.「お金がたまるゾウ」
その3.「病気が治るゾウ」
その4.「家庭円満になるゾウ」
その5.「元気で長生きするゾウ」
※このご利益のリストは、長福寿寺のHP・パンフレットにあるもので、私が勝手にネーミングしたものではありません。
心に願い事を念じながら、「吉ゾウくん」の足を優しく撫でれば、ご利益があるそうです。
そして、日本有数のお金持ちである斎藤ひとり氏も「吉ゾウくん」のご利益に太鼓判を押されてるそうで、「吉ゾウくん」の台座には、手をあてながら祈ればパワーがもらえる斎藤ひとり氏の手形があります。
うちの狸男が、この手形からパワーをもらってますが、ご利益はいかに!?(観察中)
私は、狸子と一緒に「吉ゾウくん」の足をなでなで。
また、「吉ゾウくん」の反対側には、メスの「結愛(ゆめ)ちゃん」。「吉ゾウくん」のカノジョだそうです。
「縁結び」「恋愛成就」「夫婦円満」のご利益があります。
では、次回は「吉ゾウくん」最強大金運グッズの紹介をしますね。
(続く・・・・・。)
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