お参りのお作法
さて、いよいよ神様にお参りです。
手水舎でお清めをして、参道を進んで神前へ。
この時、なるべく参道の真ん中を歩かないようにします。
(初詣など混雑時は、例外ですね。)
参道の中央は、「正中(せいちゅう)」といい、
神様の通り道とされているからです。
拝殿でお参りするときは、中央に立ってかまいません。
お賽銭は、いくらが良いの?
![来宮神社 社殿](https://kamisama-wc.info/wp-content/uploads/2016/03/P1000758-e1458654087185-300x196.jpg)
ちょっと気になるお賽銭の額。
もともと、神様に捧げるのは、
神前にまく「散米(さんまい)」や
洗った米を紙に包んで供える「おひねり」でした。
お金を捧げるようになったのは、それほど古くないのですと。
「賽銭」は、「散銭」ともいい、お米をまく「散米」から
派生したもの。
罪・穢れを付着させたお米・お金を落とすことで、
投げた人は祓い清められる、という考えに基づいています。
ですから、お賽銭は、いくらでも良いのです。
5円玉が良いとか、色々な説がありますが、
「神様は、日本の貨幣制度が現在のようになる以前から、
人々を護り、救済して下さっています。」と、
どこかの神社の神主さんもおっしゃっています。
ご祈祷は、七五三とかの時じゃないとお願いできないの?
![御岩神社 拝殿](https://kamisama-wc.info/wp-content/uploads/2016/03/P1000744-300x225.jpg)
また、「ここぞ!」という時には、
「昇殿参拝」も良いのではないでしょうか。
「厄年」のとき、子供の「お宮参り」「七五三」等、
「昇殿参拝」なさる人も多いでしょう。
それら以外の時でも、「家内安全」「商売繁盛」など
特別な祈願がある場合は、「昇殿参拝」をされてはいかがでしょう。
「昇殿参拝」「ご祈祷」は、社務所に申し込む時に、
「玉串料(たまぐしりょう)」を納めます。(料金のことです。)
「玉串料」は、大体の神社で3,000円~(神社によって、5,000円~とか)となっているようです。
3,000円、5,000円、10,000円のどれかに〇をつけて、
その金額を納めるようになっていたり、
社務所の壁に「玉串料」の料金表が貼りだされている神社もあります。
「昇殿参拝」には、普段より、少し改まった服装が良いでしょう。
猫田家では、先日、車を買い替えたので、
「交通安全」祈願として、「昇殿参拝」して参りました。
心身もスッキリしましたよ。
それでは、今回のお話はここまで。
※文中の写真はイメージです。
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