ふりかえり
先日、「第5回神社検定」試験が終わったので、今回の受験勉強について、ふりかえってみたいと思います。
今年は、1級に挑戦でしたが、翌日webで公開された試験問題の解答にて答え合わせの結果、(たぶん)合格大丈夫かと。
勉強にあてた時間について
出題テキストが発表&発売後すぐに始めれば、もっと余裕があったのでしょうが。
短期集中型なので、結局テキスト買って勉強始めたのは、3ヶ月くらい前です。
「神社のいろは・要語集 宗教編」から始め、半分読んで、しばらく(2週間くらい)中断し、ゴールデンウィークくらいに再開。
その後、だいたい一日3~4時間べんきょしました。
その他、外出時にはテキストを持ち歩き、待ち時間があるようなときに、目を通したりしてました。
それで、試験当日の2日前くらいに、全テキスト完了。
試験範囲のボリュームについて
テキストは、7冊。
*「神社のいろは・要語集 宗教編」 出題:100問中50問
とにかく、「読みにくい!わかりにくい!字が多すぎる!」
絵・写真が全く無いテキストなので、とにかく読むのがシンドイ代物でした。
内容も、とにかく覚えづらい!・・・・で、ノートにまとめようと思ったわけです。
が、一気にキャンパスノート5冊(これで、このテキスト半分の内容)まとめたら、利き手の指が腫れ上がってしまいました。(アホか)
仕方ないので、残り半分は、テキストに色ペンでグリグリとマーク。
反省:このテキストだけで、2ヶ月位かけてれば、もっときちんとノート作れたかも。
主要な人物の著書などを表にしてまとめれば良かったとも、今思ってます。
*「神話のおへそ・古語拾遺編」 出題:100問中30問
こちらは、まあまあ読みやすかったですね。
神話の内容が多かったのも面白くて、勉強を進めやすかった要因でした。
テキスト内容のボリュームは、さほど多くないので、読破・ノート作りに、2週間くらいでしたか。
*「日本の祭り」 出題:100問中10問
これは、昨年の2級試験の出題テキストだったので、既にノートもできてたし、内容も楽しく読めるものでした。
忘れてたところを確認しながら、3日くらいで終了しました。
*「皇室(4冊)」 出題:100問中10問
このテキストは、後半に主だった神社の祭礼のことが特集になっているので、そこから出る問題が多いみたいです。
特に上下賀茂神社・石清水八幡宮・春日大社あたりのことは、よく出題される模様。その神社の祭祀の特色なんかは、よく出ています。(祭文が書かれている御料紙の色など)
伊勢の神宮の話題があれば、当然出題です。
他に、テキスト前半のトピックスで、天皇陛下がご参拝された話題(伊勢神宮とか)があれば、そこからも出題される傾向です。今回は、神武天皇の式年祭のところから出てました。
それと、「相撲と神事」のところからも、やはり問題でました。
手が痛かったので、ノートはあきらめ、本に色ペンぐりぐり。
反省:ノートにきちんとまとめれば、もっと効率良く覚えられたと思います。
出題傾向
ちょっと思ったんですが、1級・2級ともに、出題傾向に特徴があるような・・・。
*キーワード「神宮」
伊勢神宮について特徴的な内容について、出題されやすい。
例)役部工米、式年遷宮のことなど
*キーワード「伊勢神道」
伊勢神道の特色など。
*キーワード「本居宣長」
本居宣長の著書、著書にある一文などは、必ず出題されるようです。(1~2問くらいだけど)
荷田春満・賀茂真淵・本居宣長・平田篤胤 国学のこのへんの内容がよく出る。
*キーワード「吉田神道」
*キーワード「神道五部書」
*キーワード「儒学と神道」(山崎闇斎・垂加神道あたり)
*キーワード「大祓詞」
祓戸神については、よく出題されているみたいです。(今回の1級には出ませんでした。)
「六月晦大祓」は出ましたが。
*キーワード「延喜式」
*他、サブテキストの「連載」「コラム」の部分から、結構出題されます。
・・・1級・2級とも、以上のキーワードからの出題がありました。
(出題範囲が広いので、サブテキストからは、そんなに難しすぎるほどの問題はでないようです。)
昨年の「神社検定」webでの「2級受験対策講座」(無料動画)でも、このあたりのキーワードの内容が重要と言われていましたし。きっと、神道文化のなかでも、かなり重要度の高いところなんでしょうね。
反省を含めた、神社検定受験勉強のふりかえりでした。
次回は、いつもの神社のお話です。
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