うららかな春の日、都会の桜を満喫
『空蝉の 世にもにたるか 花ざくら さくと見しまに かつちりにけり』
(古今和歌集・作者不明)
『日枝神社』は、東京・赤坂、
皇居(江戸城)の裏鬼門(西南)に位置しています。
ビル街の間に、鳥居の上に三角がのっかった、
山王鳥居が目印。
新しいけど古い?
『日枝神社』情報
[所在地]東京都千代田区永田町2-10-5
[地下鉄利用]千代田線・赤坂駅 徒歩3分
・国会議事堂前駅 徒歩5分
南北線・銀座線 溜池山王駅 徒歩3分
銀座線・丸の内線 赤坂見附駅 徒歩8分
「御祭神]
・大山咋神(おほやまくひのかみ)
=大山の主・地主神。
山・水を司り、大地を支配し、万物の成長発展・
産業全般の育成を守護されています。
厄除け・安産・縁結び・商売繁盛・社運隆昌のご利益も。
[相殿神]・国常立神(くにのとこたちのかみ)
・伊弉冉神(いざなみのかみ)
・足仲彦尊(たらしなかつひこのみこと)
[御由緒]武蔵野開拓の祖神・江戸の郷の守護神として、
江戸氏が山王宮を祀り、
さらに、文明10年(1478)太田道灌が江戸城を築城するにあたり、
鎮護の神として、川越山王社を勧請しました。
天正18年(1590)徳川家康が、江戸城を居城とするに至って、
「城内鎮守の杜」「徳川歴朝の産神」として、
江戸庶民からは、「江戸郷の総氏神」「江戸の産神」として、
崇敬されました。
ウッキッキ~!
ここ、『日枝神社』で、どうしても気になるのは、
「猿」です。「さる」。
この神社の神様のお使いが、「猿」なのです。
社殿の両脇には、「神猿像」。
夫婦猿なのですって。
右が夫猿、左が奥さん猿。
奥さんは、子猿を抱いています。
可愛らしい。
で、「猿」(えん)=「縁」というわけで、
「縁結び」のご利益があります。
奥さん猿が、子猿を抱いているから、
夫婦円満・子授け・安産のご利益も。
神門にも、平安貴族のような着物を着ている
「神猿像」があります。
至る所に、お猿さんだよ~!
なんだか、楽しい気分になっちゃいました。
でも、さすが永田町、政治家・ビジネスマン・ビジネスウーマンの
参拝も多いのです。
社運隆昌・商売繁盛のご利益もあるのですね。
この、神門にある神猿像は、
有名企業数社による寄進のようです。
それでは、今日は、ここまで。
次回は、可愛い御守りを紹介しますね。
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