「包丁祭」見学の巻
『走水神社』境内には、「包丁塚」というものがあります。
後で知ったのですが、近年では毎年5月5日に「包丁祭」が斎行されるそうです。
「包丁塚」は、走水の住人であった大伴黒主が、日本武尊に料理を献上した故事に由来して建てられました。
包丁と、鳥獣・魚・野菜等食べ物に感謝するものです。
さて、駐車場から境内へ行くと、何やら人だかりが。
その中央では、神主が包丁とやたら長い箸を操って、魚をさばいている最中です。
魚は、たぶん「鯛」。
お造り状態にされ、「包丁塚」へ供えられました。
珍しい神事を近くで見られて、ちょっとワクワク。
「包丁」の次は、「刀」の番のようで、日本刀での「居合切り」
「抜刀術」?のようなものの、奉納なんでしょうか。
これも、なかなか実物を見られません。
貴重な体験でした。
河童!?
「居合抜き(切り?)」は、続いていますが、お参りをしなければ・・・・・。
手水舎に行くと、そこには可愛い河童がいましたよ。
河童にみつめられながら、お清めを済ませて、社殿へ。
ちなみに、ここは湧き水で、この手水舎で、お水取りできるようです。
富士山からの水がここ一帯で湧き出ているらしいです。
お清めのお水と別に、お水取り用の蛇口があります。
お水取り希望の場合、ペットボトルを持って行くと良いです。
手水舎横に、お砂取り用のお砂もあります。
小さい入れ物を持参すると良いです。
お水取り・お砂取りには、お賽銭箱に「気持ち」を入れましょう。
風がさわやか~
社殿へは、少々階段を上らなければいけません。
石段がちょいと古めなので、勾配がきつめ。
階段を上がりきり、お参りをしていると、さあ~!っと、海風がさわやかです。
神社でお参りをしているときに、心地よい風が吹いてくると、そこに、神様の気配を感じますよね。
本殿の左手からは、さらに上へと上がる道がありますが、今回はそちらはパスして、右手奥へ。
そこには、稲荷社があり、さらに奥には、『水神社』があります。
またまた、河童発見!
手水舎の河童は、『水神社』の河童だったんですね。
走水の地は、特に水との縁が深く、昔から水をお祀りしているそうです。
また、水の化身、水神として河童伝説もあります。
河童は想像上の生き物で、遭難した人を助けたり、漁の手引きをして大漁をもたらしたとも伝わっているそうです。
それにしても、この河童たち、可愛らしいですね。
次回参拝時の目標
それでは、そろそろ、いつもの「トイレ拝借」・・・・。
!!
今回は、「包丁祭」で、境内にロープが張り巡らされていて、トイレまで行くのが大変そう。
社務所の横にあるんですが・・・。
社務所へも到達できず、御守りも頂きませんでした。
というワケで、今回はトイレ・御守り情報は無しです。
ごめんなさい。
で、次回参拝時の目標「トイレに行く。御守りを頂く。」に設定です。
とにもかくにも、噂以上の素晴らしい神社でした。
あまり期待していなかったのですが、清々しくも、ほんわり優しげな気が溢れていて、大満足な参拝となりました。
では、最後に「猫田家おススメ評価」
『走水神社』★★★★★+(満点プラス)
偶然、「包丁祭」を見られたので、加点1つです。
ほんとにほんとに、良い神社でした。
『走水神社』のご利益は、「開運」「女子力UP」ですよ~。
コメントを残す