炎の御不動様と清涼なる瀧
『清らけき 目黒の杜の獨鈷瀧 災厄難を除ける 不動尊』
(目黒不動尊ご詠歌)
ゴールデンウイーク真っ最中!
良い天気で、気温も上昇。
あんまり遠くない所で、涼し気なとこ行こう!
ってことで、東京『目黒不動尊』へ行ってまいりました。
天台宗のお寺です
『目黒不動尊』は通称で、
正式名称は『泰叡山護國院 瀧泉寺』。
天台宗のお寺です。
[所在地]東京都目黒区下目黒3-20-26
[電車]JR山手線「目黒駅」~徒歩20分
東急目黒線「不動前駅」~徒歩12分
[御本尊]目黒不動明王(秘仏)・・・・・12年に一度 酉年に御開帳されます。
目黒御殿
[御由緒]
天台座主第三祖慈覚大師・圓仁が開かれた関東最古の不動霊場です。
大同3年(808)、慈覚大師は、比叡山へ赴く途中、この地に立ち寄られ、
霊夢を見ました。
不動明王が枕元に現れ、
「我この地に迹を垂れ魔を伏し国を鎮めんと思ふなり。
来つて我を渇仰せん者には諸々の願ひを成就させん。」と告げられました。
夢覚めた後、そのお姿を自ら彫刻されたのが、
御本尊・目黒不動明王です。
堂宇建立を決意された大師が、法具の獨鈷を投じると、
そこに泉が湧出しました。
「獨鈷の瀧」と名付けられたこの霊泉に因んで、
『瀧泉寺』と号されました。
貞観2年(860)には、清和天皇より「泰叡」の勅額を賜り、
山号を『泰叡山』としました。
江戸時代、第三代将軍・家光公の庇護を受け、
「目黒御殿」と称されるほど、大いに栄え、門前町も発展しました。
「獨鈷の瀧」を浴びると病気が治癒するとの信仰もありましたそうな。
水かけ不動さま
それでは、仁王門をくぐり、手水舎でお清めもして、
いざ、お参りへ!
本堂へと上る階段の入口脇に、「獨鈷の瀧」があります。
そこには、水垢離をすることができない一般人の代わりに
水を浴びて下さる「水かけ不動」さまのお姿。
もちろん、一般人の私、
ヒシャクでシャバシャバとお水をかけました。
炎の護摩行
それでは、階段(男坂)を上り、本堂へ。
こちらでは、一日に数回「護摩祈祷」が行われます。
以前、ここで早朝の「護摩祈祷」に参列したことがあるのですが、
炎の熱さと、お経・ご真言の迫力に圧倒された記憶があります。
密教の御祈祷は、「熱い法力」を感じますね。
災厄が焼き払われるといいますか・・・。
で、今回は、普通に参拝だけしてきました。
本堂でお参りをしたら、裏にもぐるっとまわると、
そこには・・・!
(次回へ続く・・・・・。)
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