関八州総鎮護 伊豆山神社
『伊豆の国 山の南に 出づる湯の はやきは神の しるしなりけり』(源 実朝)
3月に入りましたが、まだまだ寒いですね。
さて、今回は、なんとなく暖かそうな気がする熱海エリア、『伊豆山神社』へ行って参りました。
基本情報
[所在地]
静岡県熱海市伊豆山上野地708番地1
[電車利用]JR「熱海駅」~バス「伊豆山神社」行・「七尾」行 約7分
[車利用]境内横の駐車場(無料)まで上って行かれます。
バス停前の鳥居の横にも駐車場(無料)あります。
[御祭神]
*正哉吾勝勝速日天忍穂耳尊(まさやあかつかつはやひあめのおしほみみのみこと)
=天照大神の御子
*拷幡千千姫尊(たくはたちぢひめのみこと)
=正哉吾勝勝速日天忍穂耳尊の妃神
*瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)
=正哉吾勝勝速日天忍穂耳尊と拷幡千千姫尊の御子神。天照大神の命令で高天原から地上・日向へ降臨した神。(天孫降臨)
伊豆大神が、応神天皇の御代、相模国大磯の海に出現し、仁徳天皇の御代に、日金山に飛来し祀られたと伝えられています。
その御神威の源は、湧き出る霊湯「走り湯」であり、「走湯権現」はこれを神格化した呼び名で、「伊豆」の国名は「湯出づる神」である『伊豆山神社』の御神徳に由来するそうです。
また、伊豆国に配流されていた源頼朝が、北条政子と結婚前に落ちあっていた場所でも有名ですね。ここ『伊豆山神社』のご加護のもと、平家を打倒し鎌倉幕府を樹立しました。その後は、鎌倉将軍による二所詣(伊豆山と箱根)の聖地ともなり、武家の篤い崇敬を受けていったのです。武家が誓いを立てるときの起請文には、誓詞証明の社として『伊豆山神社』の名が必ず連ねられました。
[御利益]「強運守護」「福徳和合」「縁結び」
(続く・・・・・。)
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