「パワースポット」と「イヤシロチ」
あ~、なんだか疲れ気味なので、ひとりごとコーナーです。
先日、ちょっと「イヤシロチ」の話をしましたが、少し詳しく書きます。
※前回の記事はこちら↓
「イヤシロチ」と「ケガレチ」
「イヤシロチ」とは、「弥盛地」とも書き、「良い土地」を指します。
そこにいるだけで、気分が良くなったり、物事を上手く進めることができたり、やる気が出たり・・・というような「良い土地」のこと。「生命力が盛んになる土地」
反対に、「悪い土地」のことを「ケカレチ(ケガレチ)」「気枯地」といいます。
なんとなく落ち着かない場所、嫌な感じのする場所のこと。「気が枯れた土地」
「イヤシロチ」の解明
昭和初期、楢崎皐月博士という人物が、人造石油を発明し、軍がその技術を採用していました。
楢崎博士は、軍の要請で満州で、製鉄の仕事に携わっている時に、土地の良し悪しに気づいたそうです。
当時、いくつかの異なる場所で、溶鉱炉を使い、実験的に鉄を製造していたところ、材料も技術も全く同じ条件であるにも関わらず、生産する場所によって鉄の出来上がりに著しい差があることを発見しました。
ある場所の製品はいつも優秀であるが、ある場所のものはいつも不良品が多く出るのです。
いくら検討しても、資材も方法も変わらないので不思議に思っていたのですが、ふと、土地に原因があるのではないかと考えたそうです。
土地に「良し悪し」があるのなら、それは科学的に測定できるのではないか?もしかすると、電気的に測定できるのではないか?
電気工学者であった楢崎博士は、統計的手法で日本全国の土地12,000ヵ所以上を任意に抽出して、実地調査をしました。
実験の結果
電気的測定により、下記のようなことが分かりました。
「イヤシロチ」…植物生育の優勢地で、人間の健康地でもあり、物質の耐久性を付与する土地。
「ケガレチ」…植物生育の劣勢地、人間には不健康な土地で、ものが腐りやすく壊れやすい土地。
全国12,000ヵ所以上の土地の調査の結果、以下の割合も分かりました。
「ケガレチ」(劣勢生育地帯)…約30%・大地電流は全て下から上へ流れる。
標準生育地帯…約55%・大地電流方向は上から下、下から上と混在。
「イヤシロチ」(優勢生育地帯)…約15%・大地電流は全て上から下へ流れる。流れる電流も多い。
…そして、「イヤシロチ」に居住する人は皆健康で病人はいなかった。「ケガレチ」に居住する人たちは、病気がちであった。
交通事故が多発する「魔の踏切」「魔の場所」と呼ばれている場所は、例外なく「ケガレチ」であった。
神社の位置と建物を18ヵ所調べたところ、いずれも「イヤシロチ」にあり建物の損傷は無かった。などなど…
「パワースポット」=「イヤシロチ」
で、近年「パワースポット」と言われている場所は、「イヤシロチ」でもあるらしいんです。
古くからある神社は、たいてい「イヤシロチ」にあるらしく、だから「パワースポット」なんですね。
「パワースポット」=「イヤシロチ」が良い土地であるということは、科学的にも証明されていたということです。
そっかそっか、だから神社に行くと気分が良くなるんですね。
もちろん、そのような良い土地だからこそ、神様をお祀りしているわけでもあるんですよね。
よ~し、これからも神社へどんどん行きますわよ!
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