猫田のひとりごと・「映画鑑賞のススメ」の巻

「沈黙-silence-」を観てきましたよ。

 

久しぶりに、ひとりで映画を観に出かけてきました。

公開されたばかりの「沈黙-silence-」。

原作・遠藤周作、マーティン・スコセッシ監督によるハリウッド映画です。

江戸時代の日本・長崎に、ポルトガル人司祭が潜入し、激しいキリスト教弾圧の下、神の存在・背教の心理等、信仰の問題に苦悩し、終には自身も棄教することとなる・・・というストーリー。

かなり、重々しい内容でした。

日本に、キリスト教は根付かない?

 

この映画のなかに、「日本・日本人には、キリスト教は根付かないのだ。」という、テーマ的なものもあるのですね。

この説に、私は共感を覚えました。日本には、古代より「日本神道」という自然崇拝(アニミズム)を基とする信仰があります。

稲作を主とする農耕民族である日本人は、自然を崇拝し、自然のなかに神様を見出し、信仰してきました。

どちらかというと、論理的ではなく、感覚的に神様をお祀りし、生活に密着した形での信仰の仕方なんだなぁ・・・と思うわけで。

私は、大学が厳格なカトリック系だったので、キリスト教・聖書の勉強もした(させられた)ものですが、難しすぎて理解できず、キリスト教信者にはなりませんでした。

かといって、お葬式や故人の命日、お盆くらいにしか関わりのない仏教も、なんやら教義が難しく、「地獄に落ちる。」とか脅かされるので、性に合わなくて・・・。

先祖は、浄土真宗・東本願寺の僧侶だったんですけどもね。

五木寛之の「親鸞」を読み、ますます仏教がわからなくなってしまいました。仏教も、もともとは外来です。

人それぞれに、しっくりくる信仰、神様についての考え方ってのがあるんだと思うのだけど、私には「日本神道」が合ってるようです・・・。

日本人で、信仰というものを論理的に深め、真理を追究することに意義を見出すタイプの人は、キリスト教に共感するのではないかしらん。

私は、感覚的に神様の存在を感じて、信じるタイプ、そして時々神社へお参りに行く。

神道には、聖書とか経典のようなものって無いし。そういう、ゆるいところが、好きです。

って、たぶん典型的な日本人気質なのかな、と思うわけで。

で、映画はおススメなの?

 

はい。

観に行こうか迷ってる方には、おススメします。

登場人物ほとんどが日本人なのに、ハリウッド映画なので、セリフのほとんどが英語ってのが少し違和感あるけど、観てるうちに慣れます。

時間の長い映画だけどストーリー展開が早く、長さを感じませんでしたね。

キリスト教が主題の話だけれど、「(自分が信仰している)神様を信じる。」ということについて、深く考えさせられる映画でした。

そして、ますます、日本の神様・神社にお参りに行きたくなったのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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