新緑の秩父路~宝登山神社編~

「秩父三社」

 

『武蔵峰の 小峰見かくし 忘れ行く 君が名かけて 吾を哭し泣くる』(万葉集・作者不詳)

えっと、『宝登山神社』『秩父神社』『三峯神社』の三社を「秩父三社」と呼びます。

大変だ!

まだ『宝登山神社』に参拝してないではないか!?

ということで、今回は、新緑まぶしい秩父へGO!

宝登山神社

 

[所在地]

埼玉県秩父郡長瀞町長瀞1828番地

[電車利用]

秩父鉄道「長瀞駅」~徒歩約10分

[車利用]

関越自動車道「花園」IC~約20分

参拝者用無料駐車場あり

[御祭神]

神日本磐余彦尊(かんやまといわれひこのみこと)

=初代神武天皇

大山祇神(おおやまづみのかみ)

火産霊神(ほむすびのかみ)

[御由緒]

およそ1900年ほど前、第12代景行天皇の御代のこと、日本武尊とその軍勢が東国地方平定の折、宝登山に登って神霊を拝したという話だそうで。

日本武尊が兵を従えて宝登山の麓へ進んで行くと、森の中に清らかな泉があったので、尊と兵はこの泉で「みそぎ」をして身を清めました。

尊と兵たちが頂上へ登りはじめ、しばらくすると激しい山火事に巻き込まれて、脱出できなくなってしまいました。

そこへ、突然たくさんの白犬と黒犬が現れ、火を消し止めたのでした。

それから犬たちは、尊たちを山頂へ案内すると、いつの間にか消えてしまいました。

「あの犬たちは、山の神様のお使いに違いない。本当にありがとうございました。」

尊は、神様に心からの御礼を申し上げました。

そして、この山を『火止山(ほどやま)』と名付けられて、「神日本磐余彦尊」「大山祇神」「火産霊神」をお祀りになりました。

その後『火止山』は霊場として栄え、弘仁年中に「宝珠の玉が光り輝きながら山上に飛翔する」という神変が起こり、山の名と神社の名は、この吉祥により『宝登山』と改められて、今に至りました。(参拝のしおりより抜粋)

[御神徳]

特に、「火災盗難よけ」「諸難よけ」の守護神

 

(続く・・・・・。)

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