神社まめ知識・御守り編

『御守り』のちょっとした疑問

では、『神社まめ知識』コーナー、

今回は、『御守り』のお話。

Q. 数え方

 

三峯神社 気守1

A.『御守り』と『お札』の数え方は、「体」(たい)。

「一体、二体・・・」と、数えます。

また、神様については、「はしら」(はしら)あるいは「座」。

「一柱(ひとはしら)・二柱(ふたはしら)・・・」

と、数えます。

 

 

Q.  御守り袋の中身を開けるとバチがあたる?

 

A.  バチはあたりません。

まず、「御守り」の袋は、ただの袋です。

袋の中身が「御守り」です。

この中身は、『内符』(ないふ)といいます。

で、袋を開けると、バチはあたりませんが、

汚れることになるので、神様のお力が弱まってしまいます。

だから、開けない方がいいのですって。

『内符』のみ授与されている場合、紙に包まれているので、

その紙の包みを開けてはいけないそうです。

理由は、同じく汚れることになるからです。

Q.  御守りをいくつも持っていたら神様がけんかする?

 

A. 神様は、そんなことでけんかなんか、なさいません。

持ちたい御守りを、好きなだけ持っていて良いそうです。

お守り

私シルキー猫田が持ち歩いている、「最強運ポーチ」には、

これくらいの御守りを入れています。

1年くらい経ったら、神社へ納めて、

また新しく頂いてくるようにしています。

 

 

Q. 御守りは、大切にしまっておくもの?

 

A. NO. 「御守り」は、洋服のポケットやバッグにいれたりして、

普段から身に着けるようにすると良いそうです。

「御守り」には、神様の力が宿っている、ありがたいものです。

神様を身近に感じ、日々お祈りする気持ちを忘れないことが大切ですね。

Q. 古い御守りは、どうしたらいい?

 

A. 神社にある、「古神札納め所」などに納めます。

神社で頂いた御守りは、神社へ。

お寺で頂いた御守りは、お寺へお返しするのが、

一応ルール。

えとたま お守り

神社によっては、お寺の御守りも預かってくれます。

また、他の神社の御守りを預かれない神社もあるので、

確認してから納めるようにするといいでしょう。

お返しした御守りやお札は、お焚き上げをして下さいます。

お焚き上げは、浄火の力によって燃やすこと。

これまでお守り頂いた神様に感謝して、

天界に還っていただくという、日本古来の風習です。

ただし、燃やせない素材のものは、返せない場合もあり、

また、古くなった人形などは、供養を行っている寺社に

持っていきましょう。(必ず、確認してね。)

※写真は、神田明神で頒布されている『えとたま』御守り。

狸子が、自分の干支じゃないのに、この寅年のを気に入って、

頂いてきました。

 

それでは、元気にお参りに行ってらっしゃ~い!(狸吉)

椅子の狸吉

 

*参考文献:『神社のおしえ』神田明神編著

 

 

 

 

 

 

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