お願い叶えて~叶神社(東・西)続々編~

浦賀の渡し

 

東叶神社 水路を望む

では、『叶神社(西)』へ参ります。

東西の叶神社間の移動は、「渡し船」が便利です。

正式には、「市道2073号」という、珍しい水上の市道なんです。

片道約3分。9時~18時。12時~13時は昼休みなので、ご注意!

天候により、欠航もあります。

大150円・小中学生50円・自転車50円・ベビーカー50円・ペット50円也。

船の外観が、神社っぽくて、ウキウキ・ワクワク。

乗ってみたかったけど、猫田家は車移動でした。

(写真は、東叶神社社殿から、水路を望んだもの。対岸に西叶神社があります。)

どっちが先?

 

さて、『叶神社(西)』の基本情報。

[所在地]

神奈川県横須賀市西浦賀1-1-13

[電車]

・京浜急行「浦賀駅」~京急バス「京急久里浜駅」「JR久里浜駅」行き~「紺屋町」下車~徒歩1分

・京浜急行線「久里浜駅」~京急バス「浦賀駅」行き~「紺屋町」下車~徒歩1分

[車]

横浜横須賀道路「浦賀」IC~交差点右折「浦賀」方面へ~京浜急行「浦賀駅」右折

[御祭神]

・誉田別尊(ほんだわけのみこと)=応神天皇

・比売大神(ひめおおかみ)

・息長帯比売命(おきながたらしひめのみこと)=神功皇后(応神天皇の母)

西叶神社 鳥居 [御由緒]

神護寺・文覚上人が、源頼朝のために源氏再興を発願し、治承年間(1177~1180)上総国鹿野山に参篭しました。

源氏氏神の石清水八幡の神様に祈念し、源氏再興の本願が叶えられれば、勝地を探し求め、八幡の一社を建立、末永く祭祀をせん、と誓いを立てました。

養和元年、大願成就の前兆を感得し、社殿建立の勝地を求め、各地遍歴の末に、鹿野山に相対する浦賀西岸の現在地に、石清水八幡宮の神様を祭祀する社宇を建立。

文治2年(1181)、源氏再興の大願が叶ったことから、「叶大明神」と称するようになりました。

神社の御由緒は、東のものと同じなんですけど、創建は「浦賀西岸の現在地」とあるので、ここ西の叶神社が先にできたということでしょうか。

江戸時代、幕府の行政政策により、浦賀は東西の浦賀村に分けられたそうです。

総鎮守の『叶神社』は、西岸にあったのだけど、東岸の村にも今まで通り、同じ御神徳をと願い、分霊祭祀となったそうです。

他にも諸説あるそうだけど、どちらが先でも気にしません。

同じく、御神徳の高い、ありがたい神様ですからね。

それぞれ人々が敬うことによって、御神徳も高まるということです。

願い事が「叶う」神社が近くで2社もあるなんて、浦賀うらやましいです。

それでは、次回へ続きます。

 

 

 

 

 

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